速度取締り機の種類と特徴

新しいレーダー方式

 

 

 

新Hシステムと呼ばれる測定方式は、レーダーを利用して測定していますが、これまでのレーダー式と決定的な違いがあります。

 

 

先ずは、速度を測定するためのレーダー波に継続性がなく断続波であるということです。そのため、従来のレーダー方式に比べると、その電波を受信することが困難になります。

 

 

つまり、この新Hシステムに対応していない古いタイプのレーダー探知機では、その電波を検知することが比較的難しくなってきます。しかしながら、最近のレーダー探知機の中にはこの新Hシステムの断続波を識別し、音声認識によって速度取締り機の種類を特定出来るものもあります。

 

 

そして、もうひとつの特徴は、その撮影方式がデジタルカメラによる撮影であり、その撮影された写真データはすぐに直近の警察へ転送されるシステムとなっていることです。このために、フィルム切れで撮影が出来ないということが一切なく、撮影された場合は、比較的早い時期にそのドライバーに通知が来るようになります。

 

 

この新Hシステムの見分け方は非常に簡単であり、そのアンテナ部分がクリーム色の四角形となっていることが分かりやすい目印となります。また、新Hシステムが設置されてある直前には、電光掲示板タイプの警告板が設置してありますから、その存在を事前に認識することは非常に容易であるといえます。